16:00~16:15
(15分) |
『日本抗加齢医学会 アップデート&レビュー』 |
 |
坪田 一男
(慶應義塾大学医学部眼科学教室教授・日本抗加齢医学会広報委員) |
| |
| |
16:15~16:45
(30分) |
『皮膚とアンチエイジング』(仮) |
 |
山田 秀和
(近畿大学医学部奈良病院皮膚科 教授/近畿大学アンチエイジングセンター・副センター長、日本抗加齢医学会 理事) |
| |
抗加齢医学の中に、見た目の問題は重要と思われる。暗黙知としては、見た目が重要視されるが、それに科学的根拠があるかが問題となる。近年、ヒトの双子研究から見た目が生命予後と関係することやテロメイアの長さと関係することが分かっている。さらに、カロリー制限が健康長寿を示すサルの実験や双子研究の聞き取りから老けて見える生活習慣などが報告されている。これらは、形質発現(見た目)と関係しておりエピジェネティックな問題が浮き上がってきている。2011 年では、学科報告レベルでは、骨粗鬆症とシワの関係や、身長と癌の関係、ハゲデバネズミの遺伝子の検討、エレガンスの長寿の問題など、形質をとりまく多くの問題が提案されている。皮膚が、内臓の鏡、心の鏡、環境の鏡といわれているが、ビタミンDの問題のように紫外線量(住んでいる緯度、日照時間)、年齢、性、皮膚の色、など多様な部位と関連している。これらのことは、環境因子が健康長寿に重要ということを意味する。最近の見た目のアンチエイジングについて解説する。
|
| |
16:45~16:50
(5分) |
質疑応答 |
|
16:50~17:20
(30分) |
『毛髪とアンチエイジング』 |
 |
板見 智
(大阪大学大学院医学系研究科皮膚・毛髪再生医学寄附講座 教授・日本抗加齢医学会 評議員) |
| |
加齢に伴う老人性脱毛は大なり小なり誰でも経験することになるが、男性型脱毛症は遺伝的素因を有する人に特定のパターンをとって思春期以後に発症する生涯進行性の脱毛症である。女性においても更年期頃より男性型脱毛症(女性型脱毛症)が認められるようになる。その発症には遺伝的素因とともに男性ホルモンが関わる。近年、男性型脱毛症の発症メカニズムや、毛包を構成する細胞の遺伝子発現解析結果に基づいた治療選択肢が登場している。毛包を構成する毛乳頭細胞に男性ホルモンが作用すると毛母細胞の増殖を抑制する分子が誘導される。現在治療としてはミノキシジル外用とフィナステリド内服が主流であるが、特定の波長のLED照射も有効である。外科的治療法としては自身の毛包を移植する毛包単位移植が行われる。さらに進行した症例を対象として自身の毛包細胞を培養し移植する再生医療の臨床試験も米国において進行中である。
|
| |
17:20~17:25
(5分) |
質疑応答 |
|
17:25~17:45
(20分) |
質疑応答(シャンパンタイム) |
|