会期 2017年12月10日(日)10:00〜17:00  
 会場 梅田スカイビルスペース36L(梅田)  
 単位 日本抗加齢医学会認定単位(受験・更新用)5単位  
 参加費 泌尿器抗加齢医学研究会 会員参加費 8,000円
    泌尿器抗加齢医学研究会 非会員参加費 13,000円
 申し込み方法:第9回研究会パンフレット・申込用紙こちら
※お申込み希望の方は、こちらより申込み用紙のダウンロードをお願いします。
プログラム
10:00〜10:10 開会挨拶
10:10〜10:55 (45分)
 セッション1『コンディショニング』
 座長:西沢 邦浩(日経BP総研マーケティング戦略研究所主席研究員)
  1.トップアスリートのコンディショニング
    演者(講演25分、質疑5分):杉田 正明(日本体育大学体育学部教授)
コンディショニングとは、心身の自律的な諸機能の調整を図るとともに、目的に向かって心身の状態をより好ましい方向に整えるため、栄養、休養、リラクゼーション、比較的軽負荷および中強度までの身体活動や環境整備を含む、総合的で短期的または継続的な対象者自身への全ての働きかけ(小林, 1995)とされている。スポーツ界において、記録系の競技では高スピード化が、演技系の競技では高度化が進んでおり、日々のトレーニングの「高強度化」×「高ボリューム化」による疲労からのリカバリーや体調管理が競技力を高めるための鍵となる。現在、日本オリンピック委員会の情報・科学サポート部門長や日本陸上競技連盟・科学委員長として、オリンピックや世界選手権代表選手の強化支援に関わる医・科学サポート活動を行ってきている。「トップアスリートのコンディショニング」をテーマに、ロンドン、リオデジャネイロオリンピックの現場でどのような医・科学サポートを実施してきたかについて紹介する。
  2.最新のコンディショニング・エビデンス
    演者(講演15分、質疑なし):西沢 邦浩
         (日経BP総研マーケティング戦略研究所主席研究員)
2020年の東京五輪に向け、極限状況で成果を求められるアスリートが最良のコンディションで競技に臨むための科学が進化している。生体指標から調子を可視化し効果的なメソッドで調整するというものだが、この考え方を生活者に応用しようという「コンディショニング研究会」が発足した。抗加齢医学が健康長寿実現のための科学だとすれば、コンディショニングは目的に向かって最良の心身状態を維持し、成果を最大化する科学といえる。
そのキーワードの一つに「防衛体力」がある。1日計1分の全力運動で45分70%強度の運動と同程度に最大酸素摂取量(VO2max)を高めるとする研究報告があるが、VO2maxは各種疾患罹患リスク低下と相関する防衛体力の指標でもある(*1)。また、朝低GI食を摂ると、高GI食や朝食抜きより試験の成績が上がるという報告も(*2)。例えばこれらのエビデンスを元に、感染症罹患リスクを下げ成果を出すためのメソッドを研究するのが活動の一端だ。研究会が注目するエビデンスを引きつつ、コンディショニングについて紹介する。
*1 PLoS One. 2016 Apr 26;11(4):e0154075
*2 Br.J.Nutr.2012;107(12):1823-32

10:55〜11:55 (60分)
 セッション2『腎臓・代謝のアンチエイジング』
 座長:大家 基嗣(慶應義塾大学医学部泌尿器科学教室教授)
  1.食塩とRAA系の新しい話題
    演者(講演25分、質疑5分):西山 成(香川大学医学部薬理学教授)
食塩を過剰摂取すると傍糸球体細胞からのレニンの分泌が低下し、循環血漿中のレニン・アンジオテンシン系(renin angiotensin system: RAS)は抑制された状態となる。しかし、腎臓には独自のRAS制御機構が存在し、必ずしも血漿中と同様ではない。特に慢性腎臓病(chronic kidney disease: CKD)では、体液の貯留によってレニン産生は減少するが、腎内局所アンジオテンシノーゲン発現は異常に増加し、これが腎臓内RASの活性化を伴って食塩感受性高血圧の病態に直結する。一方、CKDを合併する食塩感受性高血圧患者に対してアンジオテンシンII受容体拮抗薬を投与すると、腎内アンジオテンシノーゲン発現が減少し、腎内RASが抑制されて血圧の食塩感受性が改善する。肥満や糖尿病で生じる食塩感受性高血圧症では、交感神経や尿細管への糖の取り込みによって腎内アンジオテンシノーゲン発現の亢進を伴った腎内RASの活性化が生じており、各病態に深く関わっていることが実験的に示されている。今回は食塩と腎内RASの関係について概説し、臓器連関や糖尿病でどのような役割を果たしているかディスカッションしたい。
  2.多能性幹細胞の代謝システム
    演者(講演25分、質疑5分):藤田 淳(慶應義塾大学医学部循環器内科特任准教授)
多能性幹細胞(ES細胞、iPS細胞)は理論的に全ての細胞に分化することが可能なため、再生医療の強力なツールと考えられている。実用化には細胞の品質や移植法等様々な課題があるが、一番の問題となっているのは造腫瘍性である。どの臓器においても腫瘍形成の危険をさけて安全に細胞を移植することが臨床応用の鍵となっている。例えば、iPS細胞から分化させた心筋細胞は、免疫不全マウスへ移植すると高率に腫瘍を形成する。我々は、未分化幹細胞を効率よく除去するために代謝システムをメタボロームやフラックスアナライザーによって詳細に解析した。これまで、ヒト多能性幹細胞は主に解糖系のみにエネルギー産生を依存していると考えられていたが、解糖系のみならずグルタミン酸化を利用してクエン酸回路をまわし ATPを産生することを明らかにした。ブドウ糖とグルタミンを培養液から除去することで効率よく多能性幹細胞を死滅させることに成功した。再生医療を安全に行うためには多能性幹細胞の増殖、生存と密接に関わっている代謝システムの理解が重要である。
休憩(10分)
12:05〜12:40 (講演25分、質疑10分)
 特別講演1『電気味覚の未来』
 座長:堀江 重郎(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学教授)
 演者:中村 裕美(独立行政法人産業技術総合研究所情報技術研究部門
     メディアインタラクション研究グループ産総研特別研究員)
電気味覚は舌に電気的刺激が与えられた際に感じられる感覚のことで、生理学分野では長きにわたり機序や特性が多く調査され、味覚検査への応用が図られていた。そして近年、工学分野・HCI(Human Computer Interaction)分野やVR(Virtual Reality)分野で味覚提示技術として活用され、食器型提示デバイスの構築や、調味料のような活用法、健康支援への応用も図られている。今回は、電気味覚の食・味覚分野・工学分野への応用例や、社会実装の一つとして研究協力を行った無塩料理×電気味覚イベントに関して、いくつかの工学的・心理学的な食・味覚へのアプローチとともに紹介する。
電気味覚そのものは栄養価も、香りも食感もなく、味だけを感じるいわば「姿のない味(Ghost Taste)」で、満足感と健康を両立させる味覚提示の一つとしての活用も期待されている。食を楽しみながら健康を維持するために、これらの技術がどんな未来を提供できるか議論したい。
休憩(15分)

12:55〜13:40
 (講演40分、質疑5分)
 ランチョンセミナー『男性医学2018』
 共催:日本新薬株式会社
 座長:松本 成史(旭川医科大学病院臨床研究支援センター副センター長・准教授)
 演者:堀江 重郎(順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学教授)
アンチエイジング、抗加齢医学は「いきいきと人生を楽しむ」ための実践する医学です。日本は少子高齢社会と言われていますが、子供、就業者、老人といった、従来の社会年齢階層ではなく、むしろすべての世代が社会に参画する「Uni-Age」時代へと入ってきたと感じられます。ある意味すべての年代が社会を支えるというのはむしろ前近代へ戻っていくことかもしれません。
さて、「いきいきと人生を楽しむ」方法論は、これまでの医学のパラダイムであった、疾病のバイオマーカーやRCTといった発想からでなく、人間工学、行動学、人類学、心理学、そして獣医学などの多くの分野の研究知見が今、ITにより結びついて形成されつつあります。
男性医学2018では
センサーによる行動の解析と「幸福感」
生物学的男性のコンディションを知る「精液」
脳を刺激する情報とホルモン
IThealthと男性の行動医学
について、堀江重郎が考える、最先端の男性のアンチエイジング医学を紹介します。
休憩(15分)

13:55〜14:35
 (講演30分、質疑10分)
 特別講演2『ゲノムか探る日本人の成り立ち』
 座長:大山  力(弘前大学医学部泌尿器科学講座教授)
 演者(講演25分、質疑5分):篠田 謙一(国立科学博物館副館長(兼)人類研究部長)
現在では個人の持つDNAを解析することで、個体の持つ様々な遺伝情報を取得できるようになっており、それを元にした治療計画を立てることも可能な時代になっている。一方、個人の持つDNAは、その人物が祖先から受け継いだものでもある。従ってそれを解析することによって、個人の成り立ちの経緯を調べることができる。主として医療を目的として収集された大量のDNAデータは、集団の成り立ちを知るための重要な情報源ともなっている。また、古人骨に残るDNAの解析技術が発展したことによって、地域の通時的な遺伝データの変化を追うことも可能になっている。特に男性に継承されるY染色体DNAと母系で受け継がれるミトコンドリアDNAの系統研究は、人類の起源と拡散について、従来の形態学的な研究では得られなかった詳細なシナリオを描きつつある。本研究では、これまで集積された日本列島とその辺地域のゲノムデータを基にした日本人成立のシナリオを紹介する。
14:35〜15:35 (60分)
 セッション3『泌尿器のアンチエイジング』
  座長 小川 良雄(昭和大学医学部泌尿器科学教室教授)
  1.新しい腹圧性尿失禁治療 〜 レーザー光線治療による尿道のアンチエイジング
    演者(講演25分、質疑5分):奥井 伸雄
         (よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック理事長)
腹圧性尿失禁の治療は、本邦ではTVT手術とTOT手術が認められている。この手術は、尿失禁の改善がよく多くの施設で実施されてきた。しかし、2014年にスコットランドにてメッシュ手術の痛みなどの合併症は住民訴訟に発展し、2015年にはスコットランドの保健大臣が重度の合併症を残した女性に謝罪をした。米国でもFDAの勧告もでている。コロンビア大学の研究では、6,849人手術のうち82.5%がメッシュなし、17.5%がメッシュありの修復。この合併症は、死亡率(0%対0.3%、p = 0.04)、全体的な外科的合併症(1.8%対3.9% p<0.001)である。
このような社会的背景もありメッシュを用いない腹圧性尿失禁の治療が世界的に望まれている。そこで、注目されるのは、レーザー光線治療による尿道のアンチエイジング治療である。FDAが承認した膣式レーザーは、エルビウム、CO2、ラジオ波があるが、その中で際立って腹圧性尿失禁の成績を出しているのがエルビウムYAG(ErYAG)レーザー光線治療である。今回は、ErYAGの理論、臨床成績を紹介し、未来の尿失禁治療について解説する。メッシュにとらわれず、尿道のアンチエイジングによる治療は、日帰りで、患者負担がなく、妊娠希望者や心臓病患者にも実施することが可能なものである。
  2.排尿21秒キープの秘訣
    演者(講演25分、質疑5分):松本 成史
         (旭川医科大学病院臨床研究支援センター副センター長・准教授
         (兼)旭川医大インスティテューショナル・リサーチ室室長
         旭川医大病院感染制御部副部長)
一般的に、排尿障害の診断・評価には排尿日誌や尿流測定による排尿パターン、排尿率や排尿量等が用いられており、排尿時間が注目されることは少ない。2015年イグ・ノーベル賞受賞論文(PNAS. 2014;19;111:11932-7.)によると、哺乳類(ヒトは含まれず)の排尿時間は、体の大きさに関係なく「21±13秒」と結論されており、ヒトにおける「排尿時間」の意義に注目した。基礎疾患の有無や排尿に関する自覚症状問診票の調査に参加され、通常の尿意での「排尿時間」を計測した成人を対象に検討した。健常群の排尿時間は、男性1347人(平均60.5歳):27.7±20.3秒、女性1146人(平均51.2歳):17.5±11.9秒で、「排尿時間」は各年代で男性が女性と比較し有意に長く、かつ加齢とともに有意に延長した。前立腺疾患の影響を排除できる若年男性は「排尿21秒」であった。「排尿時間」は下部尿路の加齢を反映していると考えられ、誰にでも簡単に測定出来る指標になり得ると思われた。
休憩(10分)
15:45〜16:45 (60分)
 セッション4『健康食品情報2017』
  座長:井手 久満(獨協医科大学越谷病院泌尿器科准教授)
  1.医療機関における健康食品の位置付けと役割を考える
    演者(講演25分、質疑5分):大野 智
         (大阪大学大学院医学系研究科統合医療学寄附講座准教授)
2012年に内閣府消費者委員会が実施した調査(1)では約6割の消費者が健康食品を利用していることが明らかとなっている。また、利用者のうち34%が病院からの処方薬と健康食品を併用しているにも関わらず、医療者のほとんどが健康食品の利用状況を患者に確認していない。なお、消費者庁は食品を「一般食品」と「保健機能食品」の2つに分類している。後者は「特定保健用食品」「栄養機能食品」「機能性表示食品」の3つに分けられ、その特徴は機能性を表示できる点にある。一方、カプセルや錠剤などの形状をしていても保健機能食品でない場合は一般食品となり機能性の表示はできない。そこで、我が国の食品の機能性表示に関する制度について整理するとともに、健康食品を取り巻く現状や課題を踏まえた上で、医療機関における位置付けと役割について考えてみたい。
1)消費者の「健康食品」の利用に関する実態調査(アンケート調査)
  2.大麦の健康機能に関する日本人の最新エビデンス
    演者(講演25分、質疑5分):青江 誠一郎(大妻女子大学家政学部食物学科学部長・教授)
大麦は精麦しても食物繊維量が減少することなく,他の穀物に比べて水溶性食物繊維含量(β-グルカンが主体)が多い。大麦の健康機能に関する日本人の以下のエビデンスを紹介する。
1) 血清コレステロール正常化作用
β-グルカン量が3gの大麦食は,血清総およびLDL-コレステロール値を減少させることが報告されている。著者らは,日本人においても大麦の摂取が血中コレステロール濃度低下に有効であることを示した。
2) 食後の血糖上昇抑制作用
大麦β−グルカンには食後の急激な血糖上昇を抑制する効果が認められている。大麦の配合によりGI(Glycemic Index)を低減することができる。
3) 食後血糖値のセカンドミール効果
日本人において、朝食あるいは昼食に大麦を含む食事を食べることで次の食事の食欲や食後血糖の上昇が抑制されることが報告された。
4) 内臓脂肪蓄積抑制作用
β-グルカン高含有大麦ご飯を12週間摂取させたところ,内臓脂肪面積が100cm2以上の男女において腹囲,BMI,内臓脂肪面積が有意に低下した。

16:45〜
 閉会挨拶
 会期 2016年12月11日(日)9:00〜16:00  
 会場 梅田スカイビルスペース36L(梅田)  
 単位 日本抗加齢医学会認定単位(受験・更新用)5単位  
 参加費 泌尿器抗加齢医学研究会 会員参加費 8,000円
    泌尿器抗加齢医学研究会 非会員参加費 13,000円

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第8回プログラム詳細はこちら

12月11日に第8回泌尿器抗加齢医学研究会を大阪、梅田スカイビルで開催いたしました。

昨年に引き続き、本年も満席になるほどの大盛況!座長、ご講演いただきました先生方、ご参加いただきました会員の皆様に、この場を借りて深く御礼申し上げます。

本研究会では、毎年「すぐに診療で使えるテクニック」 をコンセプトに、「メンズヘルス」と「全身のアンチエイジング」の2本柱でプログラムを作成しております。今年は、3つのセッションと3つの講演を企画いたしました。

<プログラム>
 特別講演『認知症は早期発見で予防できる』
 講演1『男性力アップ ケトジェニックダイエットってホントにいいの?』
 講演2『メンズヘルスとテストステロン2016に考えたこと』
 ランチョンセミナー『BPH/LUTSと動脈硬化: PDE5阻害薬と血管内皮機能』
 セッション1『腸内細菌とアンチエイジング』
 セッション2『エクササイズでアンチエイジング』
 セッション3『クルクミンパワー』

今年の特別講演は、NHK科学・環境番組部チーフディレクター青柳由則様による『認知症は早期発見で予防できる』。日本の医療・介護の現場が、今すぐに出来ること、すべきこととは何かについて熱くご講演いただきました。

また、ケトジェニックダイエット、腸内細菌、運動、機能性食品など、最新研究から予防医学など、興味深いトピックが続き、少人数の研究会ならでは、時々笑い声の聞こえるアットホームな雰囲気の会となりました。

本研究会ご参加いただいたことで、日々の研究や診療に役に立つ、また、ヒントとなる情報をお持ち帰りいただいていましたら、大変うれしく思います。

本研究会のプログラムは、毎年、会員の皆様のお声を反映し、今聞きたいトピックをプログラムに組み込んでいます。「こういった研究があるが、日頃の診療ではどのように活用できるか?」など、お聞きになれた講演、講師の先生方いらっしゃいましたら、ぜひ、研究会事務局までご連絡をください。

 会期 2015年12月13日(日)10:00〜17:00  
 会場 梅田スカイビルスペース36L(梅田)  
 単位 日本抗加齢医学会認定単位(受験・更新用)5単位  
 参加費 泌尿器抗加齢医学研究会 会員参加費 8,000円
    泌尿器抗加齢医学研究会 非会員参加費 13,000円

第7回研究会パンフレットはこちら

第7回研究会プログラム詳細はこちら

第7回泌尿器抗加齢医学研究会 開催報告

 

12月20日に第7回泌尿器抗加齢医学研究会を開催いたしました。前回、第6回研究会を大阪で開催いたしましたが、大変多くの方にご参加いただき、関西地域での研究会開催の重要性を考え、今回も大阪、梅田スカイビルで開催いたしました。

前回、会場が満席となった反省点を踏まえ、30席ほど大きい会場を会場といたしましたが、それでも満席になるほどの大盛況!座長、ご講演いただきました先生方、ご参加いただきました会員の皆様に、この場を借りて深く御礼申し上げます。

本研究会では、毎年「すぐに診療で使えるテクニック」 をコンセプトにプログラムを作成しておりますが、今年は、4つのセッションと3つの講演を企画いたしました。

<プログラム>
 特別講演『日本料理の神秘と可能性』
 講演『運動の予防医学』
 ランチョンセミナー『BPH/LUTS 〜PDE5阻害薬への期待〜』
 セッション1『機能性食品とアンチエイジング』
 セッション2『糖尿病のアンチエイジング』
 セッション3『アンチエイジング2016』
 セッション4『精子力の最先端』

プログラムの目玉の1つは、京都吉兆の徳岡邦夫様による特別講演。日本食の「うま味」に着目し、健康と美容に良い、と言われている日本食、そして、その豊かさについてご講演いただきました。会場からは、糖尿病食の献立をたてるに際し、満足度が上がるメニューを作成するため、うま味をどのように出せばよいのか?など、実践的な質問も上がっていました。

『アンチエイジング2016』では、メディアが注目するアンチエイジング研究として、最近の話題の総論の後、メタボエイジングとイムノエイジング(免疫老化)、腸内細菌の最新研究、運動の予防医学など、来年の第16回総会でも話題となるであろう、興味深いトピックが続きました。

もちろん、泌尿器分野の研究会として、『精子力の最先端』やメンズヘルスにおける『機能性食品』、毎年恒例、永井敦先生によるランチョンセミナーも大好評。少人数の研究会ならでは、時々笑い声の聞こえるアットホームな雰囲気の会となりました。

本研究会ご参加いただいたことで、日々の研究や診療に役に立つ、また、ヒントとなる情報をお持ち帰りいただいていましたら、大変うれしく思います。

本研究会のプログラムは、毎年、会員の皆様のお声を反映し、今聞きたいトピックをプログラムに組み込んでいます。「こういった研究があるが、日頃の診療ではどのように活用できるか?」など、お聞きになれた講演、講師の先生方いらっしゃいましたら、ぜひ、研究会事務局までご連絡をください。

 会期 2015年2月1日(日)10:00〜17:00  
 会場 梅田スカイビルE会議室  
 単位 日本抗加齢医学会認定単位(受験・更新用)5単位  
 参加費 泌尿器抗加齢医学研究会 会員参加費 8,000円
    泌尿器抗加齢医学研究会 非会員参加費 13,000円

第6回研究会パンフレットはこちら

第6回研究会プログラム詳細はこちら

第6回泌尿器抗加齢医学研究会 開催報告

今回で第6回目となる泌尿器抗加齢医学研究会を2月1日に開催いたしました。本研究会は東京、鎌倉、沖縄など、様々な地で行われてきましたが、初めての関西開催として、梅田スカイビルが会場となりました。23Fにある会議室は眺めが抜群。お天気にも恵まれ、明るい会場に140名もの講師・参加者の先生方にお越しいただきました。

今回の研究会では、「すぐに診療で使えるテクニック」 をコンセプトに、4つのパネルディスカッションと4つの講演を企画。講師の先生方には「明日からの診療にすぐに使える内容であること」に焦点を当てていただき、実践的な内容でご講演をしていただきました。

<プログラム>
 講演
   『エビデンスに基づくグッド・ダイエット』
   『EDにならないためのアンチエイジングメソッド』
   『自分自身の若がえり』
   『勃起機能を改善するサプリメント』
 パネルディスカッション
   『男のためのアンチエイジング診療の実際』
   『尿失禁治療最前線』
   『男のためのサプリメント教室』
   『タダラフィルのアンチエイジング効果』
    ※講演内容の詳細はこちらをご参照ください。
 

これまで、60名前後の少人数の参加者で行ってきた研究会ですが、今回は120席の座席が満席となり、残念ながら参加をお断りしなければいけない事態が発生しました。また、当日も、空席がほとんどない講演会場となりましたこと、ご参加の先生方には、大変窮屈なお席となり、改めてお詫び申し上げます。

日本抗加齢医学会の総会でも、男性医療に関する演題も増えており、泌尿器抗加齢医学研究会のこれまでの活動が実を結び、男性のアンチエイジング、健康に関する医療も注目されてきたと実感しています。

来年はより多くの方にご参加いただけるよう、広い会場を用意し、より一層面白いプログラムで参加者の先生をお迎えしたいと考えています。来年の開催が決定次第、本研究会ホームページにてご案内させていただきます。

 
 会期 2014年3月22日(土)  
 会場 万国津梁館(沖縄県名護市)  
 単位 日本抗加齢医学会認定単位(受験・更新用) 3単位  
 参加費 泌尿器抗加齢医学研究会 会員参加費 5,000円
    泌尿器抗加齢医学研究会 非会員参加費 10,000円

第5回研究会パンフレット・申込用紙こちら

第5回研究会プログラム詳細はこちら

本研究会は、The 4th Congress of Asian Pacific Prostate Society(APPS:第4回アジア太平洋前立腺学会、2014年3月20日〜22日)と合同開催となります。
APPSにご参加いただくと、第5回泌尿器抗加齢医学研究会へも無料で参加が可能です。両学会共通の参加費に関する詳細、事前登録のご案内は、APPSホームページをご参照ください。

今年で5回目となる泌尿器抗加齢医学研究会の講習会を、3月22日(土)に開催いたしました。例年、泌尿器抗加齢医学研究会は東京での開催となっておりましたが、今年はAPPS 2014 と合同開催のため、沖縄県名護市の万国津梁館での開催となりました。

 

会場となった万国津梁館までは、那覇空港からバスで1時間半、羽田空港からは飛行機とバスの乗車時間だけでも5時間かかる地ではありますが、多くの先生方にご参加いただきました。本研究会でご講演いただきました先生方、また、ご参加いただきました会員の皆様、活発なご討議で本研究会を盛り上げていただきましたこと、心より御礼申し上げます。

今回の研究会では、第13回日本抗加齢医学会総会で人気のあったセッションから、獨協医科大学越谷病院泌尿器科主任教授、岡田弘先生の「精子力」、金沢大学大学院医薬保健学総合研究科分子神経科学・統合生理学分野教授、櫻井武先生の「睡眠とアンチエイジング」を取り上げました。また、第3回研究会でご講演いただいた金沢医科大学医学部糖尿病・内分泌内科教授の古家大祐先生にも再度ご登場いただきました。AGE牧田クリニック院長の牧田善二先生には、様々な分野で注目を集めている「AGE」についてお話しいただき、イブニングセミナーでは三重大学大学院医学系研究科腎泌尿器外科学分野教授の杉村芳樹先生に前立腺の肥大症についてご講演いただきました。

 

沖縄の穏やかな空気の中、参加者の皆様はリラックスされながらご講演を聴講されており、非常にいい雰囲気の中、第5回泌尿器抗加齢医学研究会終えることができました。改めて、学会開催に際し、ご指導、お力添えをいただきました先生方、ご支援いただきました企業の皆様に深く御礼申し上げます。来年もたくさんの会員の皆様にご参加いただき、本研究会を盛り上げていただければ幸いです。

 
 会期 2012年9月2日(日)  
 会場 東京コンファレンスセンター品川  
 単位 日本抗加齢医学会認定単位 3単位(受験・更新用)  
 参加費 泌尿器抗加齢医学研究会 会員参加費 5,000円
    泌尿器抗加齢医学研究会 非会員参加費 10,000円

泌尿器抗加齢も、どんどん新しい知見が出てきています。決断のホルモン、テストステロンが脳にどう作用するのか、腎臓は酸化ストレスによりどう影 響を受けるのか、大変興味がある分野です。さらにロボット手術と前立腺癌診療の今後の変遷や、今話題のAGEなど盛りだくさんの内容でプログラムを作成し ました。ぜひ皆さんお集まりください。

第4回研究会パンフレット・申込用紙こちら
第4回研究会プログラム詳細はこちらこちら

 

去る9月2日(日)、東京コンファレンスセンター・品川で第4回泌尿器抗加齢医学研究会を開催しました。今年で4回目となる本研究会は、初めて午前中から会を開催させていただきました。本研究会でご講演いただきました先生方、また、ご参加いただきました会員の皆様、活発なご討議で本研究会を盛り上げていただきましたこと、心より御礼申し上げます。

研究会のスタートは、東京大学大学院/綜合文化研究科/広域科学専攻教授の川戸 佳先生。「脳とテストステロン」というテーマでご講演いただきました。脳内でテストステロンが合成され、しかも男性ホルモンが海馬で記憶力を改善する!最新の知見を発表いただきました。

続いて、よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック院長、奥井 伸雄先生より、「女性泌尿器科手術の現在」とし、尿失禁の最新手術について多数の患者のご経験を発表いただきました。

本会世話人の大山力先生(弘前大学大学院医学研究科泌尿器科学講座教授)には、「アンチエイジング時代の前立腺全摘除術-ロボット手術は期待に応えられるか-」をご講演いただきました。前立腺癌における多数の手術例の解析をご紹介いただき、高いQOLを企図したロボット手術の可能性について言及いただきました。

 

ランチョンセミナーには、公益社団法人生命科学振興会理事長の渡邊 昌先生にご登場いただきました。「大豆・イソフラボンによるがん予防の取り組み(前立腺がんも!)」とし、イソフラボンなどの抗酸化作用や発がん抑制効果について説明いただきました。さらに今後の健康長寿を見据えた統合医療の道についてご講演いただきました。

参加者アンケートで一番人気のあった講演は、山岸昌一先生(久留米大学医学部糖尿病性血管合併症病態・治療学講座教授)による「老けたくなければファーストフードを食べるな」。終末糖化産物AGEsが多くの食品に含まれ、過剰摂取による糖尿病や心血管疾患、癌、そして老化にいたるまでわかりやすいご講演をしていただきました。翌日から食生活の改善を期した参加者も多かったのではないでしょうか。

 

毎年講演をさせていただいている、世話人代表堀江 重郎先生(帝京大学医学部泌尿器科主任教授)からは、「男性医学2012」とし、最新の男性医学のトピックスをお話しさせていただきました。今年のメイントピックは、テストステロンの認知機能に対する作用の発見。ボケ防止にいよいよテストステロンという時代が来ました。さらにED治療 については、バイアグラだけでなく、衝撃波で血管を強化して治すことが可能になってきたことを報告いたしました。

最後に、東北大学大学院医学系研究科・腎・高血圧・内分泌学分野教授、伊藤 貞嘉先生に「酸化ストレスと腎臓」というテーマでお話しいただきました。「なぜ食塩は腎臓に悪いのか?」腎臓という神秘的な臓器の機能的なメカニズムと、食塩の取りすぎが酸化ストレスを生む、目からうろこのご講演でした。

第4回泌尿器抗加齢医学研究会開催に際しましては、会員の皆様、企業の皆様にご協力いただきました。ご支援、誠にありがとうございました。

現在、第5回泌尿器抗加齢医学研究会の企画を進めております。開催時期、場所、講演者等、ご意見がありましたら、是非、泌尿器抗加齢医学研究会事務局までお寄せください。来年もたくさんの会員の皆様にご参加いただき、是非、本研究会を盛り上げていただければ幸いです。

 
 会期 2011年7月3日(日)  
 会場 鎌倉プリンスホテル バンケットホール七里が浜  
 単位 日本抗加齢医学会認定単位 3単位(受験・更新用)  
 参加費 泌尿器抗加齢医学研究会 会員参加費(7月3日のみ) 5,000円
    泌尿器抗加齢医学研究会 非会員参加費(7月3日のみ)  10,000円
    学生参加費(7月3日のみ) 無料  

本研究会は、6th JAPAN-ASEAN Conference on Men’s Health and Aging (6JACMHA)、第11回日本Men’s Health 医学会と合同開催となります。

合同開催会期:2011年6月30日(木)〜7月3日(日)
合同開催会場:建長寺・鎌倉プリンスホテル

泌尿器抗加齢医学研究会会員の皆様は、4日間すべてのプログラムに参加できる早期事前登録価格・会員割引価格「25,000円」で参加が可能です。早期登録の締め切りは4月30日ですので、お早めにお申し込みください。 全学会共通の参加費に関する詳細、事前登録のご案内は、6JACMHA ホームページをご参照ください。
ホームページ上の参加登録システムからのご登録、また、クレジットカード決済のみの受付となります。

7月3日の第3回泌尿器抗加齢医学研究会のみご参加希望の方は、下記申込み用紙をダウンロードしていただき、必要事項を記入後、事務局までFAX(03-5775-2076)でお申し込みください。 なお、学生参加登録の方は、必ず学生証のコピーもご送付ください。

第3回研究会パンフレット・申込用紙こちら (PDF:1.75MB)
プログラムの詳細はこちら (PDF:118KB)

去る7月3日(日)、鎌倉プリンスホテルで第3回泌尿器抗加齢医学研究会を開催しました。今年で3回目となる本研究会は、6th JAPAN-ASEAN Conference on Men’s Health and Aging、第11回日本Men’s Health 医学会と合同開催となりました。都心から離れた鎌倉の七里ガ浜というリゾート地で、海に浮かぶヨットを眺められる会場に多数の先生方のご参加をいただくことができました。本研究会でご講演いただきました先生方、また、ご参加いただきました会員の皆様、活発なご討議で本研究会を盛り上げていただきましたこと、心より御礼申し上げます。

 

本研究会は例年通り、半日の講義形式の開催法とし、6名の先生方にご講演いただきました。 研究会のスタートは、金沢医科大学糖尿病・内分泌内科教授の古家大祐先生。「腎臓の若返りは可能か?」というテーマでご講演いただきました。近年、高齢化ならびに肥満患者の増加を背景とした慢性腎臓病を有する患者数の増加が臨床における問題の一つとなっています。古家教授からは、カロリー制限の視点から組織の若返りについてお話しいただきました。

続いて、三番町ごきげんクリニック院長の澤登雅一先生より、「ガン治療へのアンチエイジングアプローチ」とし、エピジェネティックなアプローチによるがんのコントロールについてご説明いただきました。

 

たびたびテレビでも話題にあがっている「LOH症候群」。加齢に伴う性腺機能低下、late onset hypogonadismを縮めたLOH 症候群という新しい疾患概念は、最近世間でも認識されるようになってきました。本会世話人代表、堀江重郎先生(帝京大学医学部泌尿器科主任教授)からは、テストステロンの生理作用とLOH症候群の疫学・診断・治療について報告がありました。

参加者アンケートで一番人気のあった講演は、本会世話人永井敦先生(川崎医科大学泌尿器科学教室教授)による「オトコのメンテナンス〜しゃせいの勧め〜」。習慣的に射精することは、血管の健康維持につながる可能性があるのでは?と、永井先生。先生のデータや文献をもとに考察、射精が男性性機能のメンテナンスに有用であることを示していただきました。

山下理絵先生(湘南鎌倉総合病院形成外科・美容外科部長)には、これまでの本研究会とは違った角度から「オトコの見た目のアンチエイジング」として、たくさんの症例報告とともにご講演いただきました。しみ治療の実際としてレーザーとIPLについて、あざやいぼ治療、ボトックス治療、たるみの治療、最後には毛治療まで、幅広くご説明いただきました。

最後に、慶應義塾大学漢方医学診療部長・准教授の渡辺 賢治先生より「オトコの漢方」というテーマでお話しいただきました。前立腺肥大に伴う夜間尿、男性更年期に伴う動悸など、男性の味方である漢方。渡辺先生からは、具体的な症例をご提示いただき、1つ1つ丁寧にご説明いただきました。

6th JAPAN-ASEAN Conference on Men’s Health and Aging、第11回日本Men’s Health 医学会、第3回泌尿器抗加齢医学研究会の開催された4日間で、250名を超える参加者がありました。改めて、学会開催に際し、ご指導、お力添えをいただきました先生方、ご支援頂きました企業の皆様に深く御礼申し上げます。

なお、現在、第4回泌尿器抗加齢医学研究会の企画を進めております。開催時期、場所、講演者等、ご意見がありましたら、是非、泌尿器抗加齢医学研究会事務局までお寄せください。来年もたくさんの会員の皆様にご参加いただき、是非、本研究会を盛り上げていただければ幸いです。

 
 会期 2010年11月28日(日)  
 会場 時事通信ホール  
 単位 日本抗加齢医学会認定単位 3単位 (受験・更新用)  
 参加費 泌尿器抗加齢医学研究会 会員参加費(11月28日のみ) 5,000円
    泌尿器抗加齢医学研究会 非会員参加費(11月28日のみ) 10,000円
    Men's Health Week 合同参加費(11月26日〜28日) 10,000円
    学生参加費(11月28日のみ) 無料  

本研究会は、「Men's Health Week 2010」内での開催であり、第10回日本Men's Health 医学会、第1回テストステロン研究会と合同開催となります。合同大会の会期は2010年11月26日(金)〜28日(日)です。
泌尿器抗加齢医学研究会会員の皆様は、会員特別価格で参加が可能です。
Men's Health Week 2010全体のプログラムは学会HPをご覧ください。

第2回研究会パンフレットはこちら (PDF:785KB)
プログラムの詳細はこちら (PDF:118KB)

去る11月28日(日)、時事通信ホールで第2回泌尿器抗加齢医学研究会を開催しました。第2回研究会は、Men’s Heath Week 2010(11月26日〜28日)の主催団体の1つとして、第10回日本Men’s Health 医学会、第1回テストステロン研究会と合同開催をしました。会期3日間、最終日午後の研究会ではありましたが、日本Men’s Health 医学会、テストステロン研究会の参加者の皆様にも引き続きご参加いただき、参加者数は予想を上回る100名以上、大変な盛り上がりとなりました。本研究会でご講演いただきました先生方、また、ご参加いただきました会員の皆様、活発なご討議で本研究会を盛り上げていただきましたこと、心より御礼申し上げます。

本研究会は昨年に引き続き、半日の講義形式の開催法とし、6名の先生方にご講演いただきました。

研究会のスタートは、東京医科歯科大学の小川佳宏先生による「メタボリックシンドロームと自然炎症」。今、メタボリックシンドロームの基盤病態として、慢性炎症が注目されています。肥満の脂肪組織における「脂肪組織リモデリング」に焦点を当て、内因性リガンドである飽和脂肪酸と病原体センサーTLR4から構成される「自然炎症」に関する最新の知見を解説いただきました。

次に、日本性科学会理事長大川玲子先生より、「泌尿器・性機能のウィメンズヘルス」をご講演いただきました。女性の性機能・性反応について、また、女性の性機能障害について詳しく、分かりやすくご説明いただきました。ウィメンズヘルスに関する講義は本研究会では初めてですが、参加者は大川先生の講義に集中し、熱心に学ばれていました。

テストステロン研究会の世話人でもある徳島大学の安井敏之先生からは、「閉経後の女性はなぜ元気か?」というテーマでご講演いただきました。ご年配の女性はとても活動的。年に何度も旅行に行ったり、韓流スターの追っかけをしたり、「なぜ男性より元気なのか?」という世話人会での話題から実現した講演です。

女性は男性よりも長生きである理由の一つに、性ステロイドホルモンの影響が挙げられ、女性が閉経後も元気でいられるのはホルモンの影響によるところが大きい。安井先生からは、様々な角度から「閉経後の女性がなぜ元気か?」という疑問に対し、お答えいただきました。

泌尿器領域において、加齢に伴う排尿障害は一般的な病態であり、症状症候群である下部尿路症状(LUTS)として様々に検討されています。旭川医科大学の松本成史先生からは、テーマを「排尿と酸化ストレス」として、膀胱血流の変化とそれに伴う膀胱機能との関連、特に膀胱血流低下(膀胱虚血)、それに随伴する再灌流による酸化ストレス障害を中心に、排尿についてご報告いただきました。

日本におけるキレーション治療の第一人者、満尾正先生からは、「ホルモン補充療法を始めよう〜DHEAの効能について〜」をご講演いただきました。

テストステロンの前駆体であるだけでなく女性ホルモンの原料ともなる性ホルモンの要DHEA(Dehydroepiandrosterone)。加齢と共に体内産生量が減少する傾向にあるDHEAを補充することによってどのような効果があるか、丁寧にご説明いただきました。

 

最後に、本研究会代表世話人、またMen’s Health Week 2010の代表でもある、堀江重郎より、「PDE5阻害薬の裏ワザ」として学会3日間、最後の講演をいたしました。
ED治療の要であるPDE5阻害薬。このPDE5阻害薬は強い抗酸化作用を持ち、血管内皮機能をたかめることが最近明らかになってきました。最強の「サプリメント」ともいえるPDE5阻害薬の優れた「裏ワザ」をご紹介いたしました。

Men’s Heath Week 2010は、3日間延べ人数300名程の参加者があり、日本Men’s Health 医学会としても過去最大規模の学会となりました。 第2回泌尿器抗加齢医学研究会、また、Men’s Health Week 2010開催に際し、ご指導、お力添えをいただきました先生方、ご支援頂きました企業の皆様に深く御礼申し上げます。

来年の第3回泌尿器抗加齢医学研究会は、6th JAPAN-ASEAN Conference on Men’s Health and Aging、第11回日本Men’s Health医学会と合同開催となり、2011年6月30日(木)〜7月3日(日)に鎌倉の建長寺で開催いたします。来年もたくさんの会員の皆様にご参加いただき、是非、本研究会を盛り上げていただければ幸いです。

 
 
 会期 2009年5月30日(土)
 会場 TOC有明
 プログラム   (PDF:76KB)

5月30日(土)、第9回総会の次の日、TOC有明にて第1回泌尿器抗加齢医学研究会を開催いたしました。予想を超えるたくさんの方にご参加いただき、活発なディスカッションが繰り広げられました。

本年は第1回目の研究会として、しっかりアンチエイジングの基礎を学んでいただくため、学会から4名の講師をお招きしご講演いただきました。

「アンチエイジング入門」として副理事長・坪田一男先生にカロリー制限(カロリス)と抗酸化について、理事・斎藤一郎先生には「再生医療とアンチエイジング」として、ステムセルエイジングと酸化ストレスにつきご講演いただきました。 理事長・吉川敏一先生には「機能性食品の評価」のご講演をお願いし、機能性食品を評価するための新しい研究・予防手法と最近の成績をご説明いただきました。 理事・渡邊昌先生からは、「糖尿病合併症予防に低たんぱく食を」として、低たんぱく食をめぐる現状をご講演いただきました。

 
アンチエイジングの基礎講義後、本会代表世話人堀江重郎より「泌尿器と酸化ストレス」、酸化ストレスの泌尿器への影響として、酸化ストレスに対する介入のエビデンスについて、薬剤やサプリメント、ライフスタイルについての講演、また、松岡啓先生からは「アンチエイジング手術としてのHoLEP」として、排尿障害を改善させるHoLEPをアンチエイジング手術としてご説明いただきました。

泌尿器は酸化ストレスの影響を受けやすい、このためアンチエイジング介入が必要な臓器群です。特にED、排尿障害、前立腺癌、低テストステロン血症による男性更年期障害は罹患者が極めて多く、かつさらに増加している疾患といえます。今後は年1回のペースでアンチエイジング医学の最先端の情報を取り入れながら、泌尿器領域のアンチエイジングについて研鑽を深める場にしたいと考えております。

本研究会開催に際しましては、多くの先生方、企業の方にご協力をいただきました。この場を借りて、深く御礼申し上げます。