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人生100年時代の活力をつくる医学マガジン

大阪大学大学院歯学研究科 阪井丘芳 先生

大阪大学大学院歯学研究科 阪井丘芳 先生

広報委員会の阪井丘芳(さかい たかよし)です。

私は大阪市天王寺区で生まれ、生野区で育ちました。小・中学校の先輩に東野圭吾氏(作家)がおられ、「あの頃ぼくらはアホでした」という小説の舞台になった地域です。

大阪大学歯学部と大阪警察病院の口腔外科に勤務後、2000年に渡米。ワシントンDC近郊の米国国立衛生研究所(NIH)と大阪大学で唾液腺の遺伝子解析と再生医療の研究を立ち上げて、2006年から大阪大学に戻り、口腔機能回復に関する臨床と研究に発展させて継続しています(https://web.dent.osaka-u.ac.jp/ofdord/)。

自分自身のアンチエイジングの取り組みは少年時代から続けている剣道です(現在、六段)。剣道は、精神的・肉体的な健康に役立っています。80歳以上の師範にいつまで経ってもかなわないというように武道は神秘的でアンチエイジングそのものです。

私の担当する口腔領域は、消化器官や呼吸器官の入り口であるだけでなく、美しい口元をつくり、文化的には言語に関わります。アンチエイジングに重要な器官であり、毎年、口腔のシンポジウムには、領域を問わず、大勢にご参加頂いています。

現在、COVID-19予防につながる口腔ケア用品の開発に取り組んでいます。みなさん、これからもよろしくお願いします! 次は 昭和大学歯学部 口腔病態診断科学講座 口腔病理学部門教授 美島 健二先生に リレーします。

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