皆様こんにちは。慶應義塾大学の林 香と申します。
私も前回の佐藤有紀先生と同様、腎臓内科医として、日々臨床や研究に携わっております。様々な種類の細胞が、見事に複雑な三次元構築を呈して、多岐にわたる機能を発揮している腎臓の組織に、いつも生命の神秘を感じています。最近は、腎臓のDNA損傷やDNAメチル化に興味を持って研究しています。
先日は雨の日にゴミを捨てようとして階段から滑り落ちたり、体重が増加したままだったり、日々エイジング進行の予感ばかりですが、私のアンチエイジングは、娘と一緒に早寝してしまうことです。また、Sinclair先生が書かれた最近巷でも話題の「Lifespan」を興味深く少しずつ読んでいます。 コロナ禍の状況下でも、新緑の美しい季節がやって参りました。皆様どうぞご自愛ください。またお目にかかれる日を楽しみにしております。次は、公益財団法人 がん研究会の高橋暁子先生に襷をつなぎます。