山形大学第三内科神経学分野(脳神経内科)の太田康之です。
私は大阪市で生まれ、兵庫県加古川市で育ち、岡山大学医学部卒業後は岡山大学脳神経内科に入局し、脳神経内科の臨床と神経疾患の研究につき研鑽を積み、2020年から山形大学に勤務しています。
現在の研究は、アルツハイマー病などの神経変性疾患における加齢の影響をテーマに取り組んでいます。加齢による機能低下としてフレイルが注目されていますが、フレイルの項目の中でも歩行に注目しています。健康維持に足腰は大事だと言われますが、歩行機能は脳機能と関連があると考えています。それを踏まえ、私の日々の生活でも、階段を歩く、速く歩く、ことを意識しています。
また山形に来てから、ランニングやスキーを始めましたが、運動の後は両下肢がよく筋肉痛になるので、足腰を鍛えてアンチエイジングにつながると期待しています。
次は、群馬大学脳神経内科 池田佳生先生にバトンを引き継ぎます。