羽根木の森アイクリニックの井上佐智子先生から襷を受け取りました。

　私は放射線診断医で普段はCTやMRIを読影しています。10年以上前、副鼻腔炎の読影時、ふと皮下の薄い筋構造に気がつき、これが私のアンチエイジング研究の切掛けとなりました。皮下構造の変化が容貌に与える影響を分析し、北米放射線学会で報告したところ、図らずも同学会誌のDaily Bulletinで“CTで若さや老いを診断できる時代が到来”と写真入りで取材紹介されました。

　アンチエイジングへの関心の高まりとともに、私の研究も発展してきました。CT/MRIは多くの解剖学的情報を含み、加齢の客観的分析が可能で、アンチエイジング医学のエビデンスに貢献できます。現在、加齢画像研究会を立ち上げ活動し、2021年は10月16日(土)の開催です。皆様のご参加をお待ちしています。

　次は、アンチエイジング・美容医療を行っている杉野宏子先生に襷をお渡しします。