Action!

人生100年時代の活力をつくる医学マガジン

群馬大学 柴田淳史 先生

 群馬大学の柴田淳史と申します。公益財団法人がん研究会の高橋暁子先生からバトンを受け取りました。DNA修復の研究を行っています。

 私たちの体の中にあるDNAは、毎日様々なストレスによって傷ついています。しかし私たちの身体に備わっている「DNA修復」という働きにより、細胞は傷ついたDNAを元通りに治すことができます。しかし一方で、DNA修復がうまく働かないと、老化やがん化を引き起こしてしまいます。そのためDNA修復をより詳しく知ることは、アンチエイジングやがん予防にとても重要です。

 2013年に群馬大学にて自分の研究室をスタートさせてから、DNA修復だけではなく、老化や免疫といった様々な分野の方々と、多くの素晴らしい出会いがあり、今ではたくさんの共同研究をさせていただいています。多様な分野からインスピレーションを受けることは脳を活性化し、アンチエイジングにも効果があるように思います。また日本抗加齢医学会に入会してからは、アンチエイジングに対する意識がより一層高まり、食事管理と筋トレを始めています。今度こそは長続きするように頑張ろうと思います!

 次は、自治医科大学分子病態治療研究センター 武田憲彦先生にバトンを繋ぎます。

POPULAR TAG

タグ

TOP