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人生100年時代の活力をつくる医学マガジン

Lagform Tokyo 表参道 FMクリニック 代表 内藤 洋介 先生

Lagform Tokyo 表参道 FMクリニック 代表 内藤 洋介 先生

 ひょんなことから外国人向けのクリニックにフィラー注入を教えに行き1年程になる。外国人向けといっても対象はアジア圏の人々ばかりで、英語は通じず、言葉は全く分からない。日本人は私だけだが、幸いなことに日本語が話せるスタッフがいるので、彼女たちを頼りに業務をこなしている。当初は1回だけというお願いで、仕方なく代診を立てて行ったのだが、あまりにも日本と違いすぎることが新鮮でのめり込んでしまい、今日に至っている。

 日本では脱毛を目的に美容クリニックに来る人が多いが、他のアジア圏の人々は”毛”より”形”を気にする。むしろ、毛は全く気にしない。彼・彼女らが特に気にするのは顎である。

 欧米人の場合は顎の発達がよいため、頤形成はあまり話題にはならない。米国の学会に出るたびに、シワやたるみのトピックが多い印象を受ける。

 一方でアジア人は骨格が小さいため、顎の劣成長による見た目の影響が大きい。自分が毎日、このクリニックに勤めていたらヒアルロン酸の使用量は日本一になるのではないかと思うくらい、皆が注入する。

 顎は成長期の食生活や呼吸の影響で発育が決まる。分かっていればそのように育てられるため、彼らの顔を診断するたびに惜しい気持ちになる。

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