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認定医療施設「三番町ごきげんクリニック」 アンチエイジングドック体験記Vol.1: 問診・検査編

【体験者:Bさん(仮称)プロフィール】
・37歳会社員:男性
・勤務形態:デスクワーク
・平均睡眠:7時間
・運動:月に数回
・食事:自炊多め(平日は昼食のみ外食)/平日は小食・週末は大食
・飲酒:週に2回(土日)/1日あたり:缶ビール(500ml)3本、ハイボール4杯ほど。
・喫煙:なし
・気になる点:日常の食生活や飲酒による身体への影響

①事前の準備

当日までに問診票に記入します。
<心身の状態について><アレルギーや摂取しているサプリメントの確認><食生活習慣チェック><血管や腸内環境チェック>など、70を超える細かいチェック項目に答えていきます。
当日は、来院5時間前までに食事を済ませ、採血の結果に影響が出ないようにします。また、過去の検診結果や、普段から服用している薬があれば持参します。

②問診-1

綺麗な院内に入ると、まずはカウンセリングルームへ案内されます。
そこでは、問診票に沿った会話を約30分間、看護師さんと1対1で行い、心身の状態について“共有”し、フォーカスを合わせた上で、当日の検査プランを決めていくとのことです。

問診-2

続いて、院長の澤登雅一先生との問診へ移ります。

特に気にしていた食生活・飲酒状況についてご相談をいたしました。先生は、過去に受けた私の健康診断結果を見て「肝臓は代わりのない臓器と言われていて・・・」と語りだし、緊張が走ります。“脂肪肝ですので今後お酒は控えるように”・・・そう言われるのかと冷やりとしましたが、先生からは「血液を調べることで、補うべき栄養を解析し、飲酒によるマイナスに対し、どのようなアドバイスが出来るのか、それを見つけていきましょう」とのことでした。

つまり、こちらのクリニックでは、通常の病院や健康診断と違い、悪い病気を見つけることが目的ではなく、自身の健康状態を“見える化”し、心身ともに若く健康な身体をつくる為のサポートをしてくださるのです。

この問診を経て、私の場合は基本的な検査に加え、コレステロールのバランスを見る血管の検査を追加することに決めました。このように、先生との問診により、自分自身 に適した検査プランを固めていくのです。

③検査

※正式なプランの数・名称は診断結果の際に確認します

私が受けた検査プランは以下のようになりました。

・体組成計:体組成計に乗り約1分で体脂肪率や筋肉量などを調べます
・ミネラル検査:検査用に、様々な角度から少量ずつ毛髪を切って採取していきます。
・酸化抗酸化検査:採血と採尿で、DNAのさびつきの程度を調べます。
・血管検査:コレステロールのバランスや、10年以内の脳梗塞心筋梗塞のリスクを見る

検査
・頸動脈エコー検査:血管年齢・動脈硬化の程度を調べます
・尿検査:自宅で採取した尿を凍らせ、クリニックへ送付⇒アメリカの施設で有機酸分析を行います

個人的に驚いたのは、尿検査です。尿を凍らし、アメリカの施設で分析を行うという大掛かりなこちらの検査。尿を採取する前日の飲酒は勿論のこと、リンゴや梨、焼肉のたれのようなフルーツを加工したソースなどの摂取は禁止と言われました。
この検査が分析に一番時間を要するそうで、アメリカに届けてから約4週間かかるとのことです。

自分の身体についてこれだけ細かに調べることはないので、結果が非常に楽しみな反面、やや不安でもありますが、私生活を見直す大きなきっかけになることは確かでしょ

う。次回は検査結果や、その結果がもたらす心境の変化など、細かくお伝えできればと思います。

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