周産期・婦人科腫瘍・生殖内分泌と並ぶ産科婦人科学4つ目のサブスペシャリティである女性医学・女性ヘルスケアを専門としています。この領域のミッションは、「思春期から老年期までの各ライフステージに特有な心身にまつわる病態を、主に予防医学的観点から包括的に取り扱う」ことにありますが、特に女性ホルモン=エストロジェンが大きくゆらぎながら急速に低下する中で様々な心身の不調を訴える更年期女性・エストロジェンが完全に欠乏して動脈硬化や骨粗鬆症など加齢性疾患のリスクが急速に上昇する老年期女性の健康をいかに維持するかが最大のテーマです。
史上類を見ない速度で女性の高齢化が進行するわが国において、これらの症状・疾患の病態解明と薬品・食品・栄養素による改善を目指して研究を行っています。
なお、2023年11月12日に「第16回抗加齢ウィメンズヘルス研究会」を主宰致します。皆様のご参加をお待ちしております。
http://anti-aging-wh.kenkyuukai.jp/event/event_detail.asp?id=60909