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昭和医科大学医学部内科学講座 糖尿病・代謝・内分泌内科学部門 主任教授 山岸 昌一 先生

昭和医科大学医学部内科学講座
糖尿病・代謝・内分泌内科学部門 主任教授
山岸 昌一 先生

 昭和医科大学の山岸昌一です。この度、第26回抗加齢医学会総会の会長を務めさせて頂くことになりました。皆様、奮ってご参加いただければと思います。今日は、総会のテーマの一つでもある睡眠と関連する「クロノタイプ」について触れたいと思います。

 Nature姉妹誌に報告されているいくつかのゲノムワイド関連解析によれば、「朝型」か「夜型」かは、遺伝的に決められていると言います。私は、ミュンヘンクロノタイプ質問紙に回答するまでもなく、「超朝型」人間です。いつも朝の4時ごろには自然に目が覚め、自宅から徒歩と電車で20分ほどの大学の自室に着くのは5時過ぎ。冬には自動販売機の上で暖をとる猫の光る目に怯え、大学前の街路樹でさえずる鳥の鳴き声で初夏を感じます。普段は午後8時ごろには就寝するため、夜の会議はとても苦手です。

 因果関係は明らかではありませんが、「朝型」人間の方が自覚的な幸福感が高いとのこと。しかし、「クロノタイプ」は生まれ持ったものなのでコントロールできるはずもなく、我々にできることといえば、遺伝子に抗わずにライフスタイルとのミスマッチを可能な限り埋めていくことなのでしょう。

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