高齢化が進み、原疾患以外の誤嚥性肺炎、栄養障害、摂食嚥下障害などでなかなか退院できない患者さんが増えているとNST回診を通して実感しています。オーラルフレイル、サルコペニアなどの対応には多方面のアプローチが必要です。

　大阪大学の阪井丘芳先生が口腔外科関連学会で講演に来てくださったことがきっかけで抗加齢医学会と出会えました。多方面にわたり、広い視野で、最前線のアンチエイジングの知識を得ることができ、日々の臨床に活かせています。患者さんへの話の幅が広がりましたし、私自身の私生活にも役立っています。楽しい毎日を過ごすための学会です。