慶應義塾大学医学部の林 香先生からバトンを引き継ぎました高橋暁子です。私は2017年から公益財団法人がん研究会　がん研究所で「細胞老化プロジェクト」という研究室を主宰しています。

　私は北海道大学の歯学部出身で歯科医師として臨床講座に所属していましたが、大学院生の時に「細胞の老化とがん」に興味を持ち、細胞老化の研究を行ってきました。

　私たちの体は常日頃多くのストレスにさらされ、ストレスによって細胞老化が誘導されます。細胞の老化はがんをはじめとする多くの加齢性疾患の発症に関わることが明らかになっています。そのため、アンチエイジングの実践にはストレスを回避することが重要です。私は、ストレスを溜めないように適度な運動（ヨガやジョギング）と趣味（読書や食べ歩き）で気分転換をしています。

次は、群馬大学の柴田淳史先生にバトンを繋ぎます。