2020年度第3回日本抗加齢医学会 WEBメディアセミナー開催「感染症と免疫」

報道関係各位

謹啓　時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
一般社団法人日本抗加齢医学会は、12月15日（火）に、「2020年度第3回日本抗加齢医学会 WEBメディアセミナー」を、開催します。
出欠の回答は、以下オンラインまたは、PDFから回答書をダウンロードし、メール添付またはFAXで12月10日までご連絡をお願い申し上げます。

◆オンライン申し込み
受付を終了しました。

◆FAX申し込み
受付を終了しました。

● 内　容：
１：新型コロナウイルス感染症の病態と宿主免疫応答
宮澤　正顯
（近畿大学医学部免疫学教室教授）
２：新型コロナウイルス感染症流行の現状と見通し
北村　義浩
（日本医科大学特任教授　長野保健医療大学特任教授）
３：免疫老化とミトコンドリア
森下　竜一
（大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学講座教授）
４：アンチエイジング医学　2020年のトピックス
中神　啓徳
（日本抗加齢医学会広報委員会委員長）

● 日　時：
2020年12月15日（火）16:00～17:30（受付開始15：45～待合室対応）
● 会　場：
WEB（お申込み登録の返信にて、開催URLをお送りします）
● 参　加：
無料、事前登録制
● 司　会：
中神　啓徳（日本抗加齢医学会広報委員会委員長、大阪大学大学院医学系研究科健康発達医学講座教授）
● 問合せ：＜本件に関するお問い合わせ先＞
日本抗加齢医学会広報委員会事務局担当：島、小玉
TEL：03-5651-7500
e-mail：pr@anti-aging.gr.jp

◆ご参加の際のお願い
本セミナーは、ZOOMによるライブ配信となります。
著作権は日本抗加齢医学会に帰属します。講義の録音・録画は一切禁止とさせていただきます。
無断でのご利用、第三者の閲覧はお断りします。WEB配信における情報の取り扱いにご協力をお願い申し上げます。
情報を利用しての情報配信、記事化は講演者の承諾を得たうえでお願いいたします。

◆WEBでのご質問について
チャット機能を使い、司会の中神あてに、質問事項（簡単で結構です）、お名前、ご所属先をお知らせください。WEBで指名をさせて頂きます。多くの質問をお待ちしています。

講演1：新型コロナウイルス感染症の病態と宿主免疫応答
宮澤　正顯（みやざわ　まさあき）
　季節性インフルエンザは基本的に上気道感染であり、咳やクシャミで生じる大きな飛沫で媒介される。ウイルスは自然免疫反応で排除され、その際急激なサイトカイン産生が全身症状を起こす。新型コロナウイルスはゆっくりと、しかし初期から肺胞で複製し、呼気中のマイクロ飛沫で感染が広がる。症状は獲得免疫反応と共に起こり、ウイルス排除にも病態形成にも、抗体よりもTリンパ球機能が重要である。二つの呼吸器感染症の病態を、免疫学的に考察する。

講演2：新型コロナウイルス感染症流行の現状と見通し
北村　義浩（きたむら　よしひろ）
　わが国の新型コロナウイルス感染症流行には３つの流行波が存在する。それは、中国からの観光客がウイルスを持ち込んだ事が発端の第１波、若年層の中での流行が発端となった第２波、発端が不明な第３波である。これまでの各流行波の特徴と今後の見通しについて論じる。

講演3：免疫老化とミトコンドリア
森下　竜一（もりした　りゅういち）
　いまだ猛威をふるい続ける新型コロナウイルスにより「免疫」に注目が集まっています。この免疫は加齢とともに衰え、「免疫老化」が進みます。
　昨今ブームの腸活だけでは対策が不十分であり、この免疫老化を防ぐものとして、細胞の中にある不思議な器官「ミトコンドリア」が重要な役割を果たしている可能性があります。ミトコンドリアの働きを高める成分コエンザイムQ10にも注目しており、「免疫老化」やその対処法について紹介します。

講演4：アンチエイジング医学　2020年トピックス
中神　啓徳（なかがみ・よしのり）
　2020年は新型コロナウイルスが世界を席巻した1年でした。本メディアセミナーにおいて、COVID19関連トピックスやコロナ禍におけるアンチエイジング医学など、取り上げてきた話題を振り返りたいと思います。
　また、先日開催された第2回ヘルスケアベンチャー大賞の結果も併せてご紹介します。