報道関係各位
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
一般社団法人 日本抗加齢医学会は、12 月 4 日(水)に下記のとおり 2024 年度第 2 回 WEB メディアセミ ナーを開催いたします。ぜひご参加くださいますようお願い申し上げます。 なお、ご参加のお申込みはオンラインにて、12 月 3 日(火)までにお願い申し上げます。
● 日 時 :2024年12月4日(水) 15:00 〜 16:35
● 会 場 :WEB(Zoom)
● 参加費 :無料/事前登録制
● 司 会 :尾池 雄一 先生
(日本抗加齢医学会広報委員会委員長/
熊本大学大学院生命科学研究部分子遺伝学講座 教授)
●プログラム:
開会挨拶
尾池 雄一 先生 (日本抗加齢医学会 広報委員会委員長)
[15:05~15:35]健康長寿をめざすインクレチン受容体作動薬の適正使用:現状と課題
矢部 大介 先生 (京都大学大学院医学研究科 糖尿病・内分泌・栄養内科学 教授)
[15:35~16:05]漢方の未病でアンチエイジング
渡辺 賢治 先生 (修琴堂大塚医院院長 / 横浜薬科大学学長補佐・特別招聘教授)
[16:05~16:35]社会課題!男性更年期障害とプレゼンティズム
井手 久満 先生 (順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学 デジタルセラピューティックス講座 特任教授)
閉会挨拶
尾池 雄一 先生 (日本抗加齢医学会 広報委員会委員長)
● 問合せ :
日本抗加齢医学会 広報委員会事務局
TEL:03-5651-7500
e-mail:pr@anti-aging.gr.jp
●リリースはこちらから(PDF)
◆ご参加の際のお願い
・本セミナーは、Zoomによるライブ配信となります。著作権は日本抗加齢医学会に帰属します。講義の録音・録画はご遠慮ください。
・無断でのご利用、第三者の閲覧はお断りします。WEB配信における情報の取り扱いにご協力をお願い申し上げます。
・情報を利用しての情報配信、記事化は講演者の承諾を得たうえでお願いいたします。
◆WEBでのご質問について
・Q&A機能を使い、司会あてにお名前、ご所属先、質問事項をお知らせください。
・頂いた内容を司会より質問させていただきます。多くのご質問をお待ちしています。
2024年12月4日(水)WEBメディアセミナー 抄録
講演1:健康長寿をめざすインクレチン受容体作動薬の適正使用:現状と課題
矢部 大介 (やべ だいすけ) 先生
京都大学大学院医学研究科 糖尿病・内分泌・栄養内科学 教授
1992-1998 M.D. 京都大学医学部医学科、1998-2003 Ph.D. University of Texas Southwestern Graduate School of Biomedical Sciences、2004-2007 京都大学医学 研究科分子生物学 助手、2007-2016 関西電力病院糖尿病・代謝・内分泌センター 医員、副部 長、部長、2015-現在 関西電力医学研究所 副所長、2016-2018 京都大学医学研究科糖尿病・内分泌・栄養内科学 特定准教授、2018-2024 岐阜大学医学系研究科糖尿病・内分泌代謝内科学 /膠原病・免疫内科学 教授、2022-2024 岐阜大学医学部附属病院 副病院長、2023-2024 東海国立大学機構 One Medicine 創薬シーズ開発・育成研究教育拠点 拠点長、2024-現在 京都 大学医学研究科糖尿病・内分泌・栄養内科学 教授。
2 型糖尿病や肥満症の治療のみならず、心血管や腎機能への有益な影響も報告されるインクレチン (GLP-1、GIP)の作用にもとづくインクレチン受容体作動薬は、老年期の QOL 向上にも寄与する可能性 があります。しかし、高齢者における適切な使用方法の確立は依然として課題です。最新のエビデンスを踏 まえ、個別化医療における意義や今後の展望について考察します。
講演2:漢方の未病でアンチエイジング
渡辺 賢治 (わたなべ けんじ) 先生
修琴堂大塚医院院長 / 横浜薬科大学学長補佐・特別招聘教授
1984 年慶應義塾大学医学部卒、医師・医学博士。慶應義塾大学医学部内科、東海大学医学部免疫学 教室、米国スタンフォード大学遺伝学教室、北里研究所(現:北里大学)東洋医学総合研究所、慶應義 塾大学医学部漢方医学センター長、慶應義塾大学環境情報学部教授・医学部兼担教授などを経て 2019 年より現職。
漢方では古来未病の治療が最高とされ実践されてきました。例えば心筋梗塞を例に取ると、酸化ストレス・ 糖化ストレスが血管老化をもたらし、慢性腎臓病(CKD)になり、最後に心筋梗塞を発症します。当学会ア ンチエイジングドック推進委員会では、こうした潜在的な異常を早期に把握するため、未病を見える化する システムを開発しました。将来の病気の予兆を把握し、対処することが漢方の「未病の治療」につながります。
講演3:社会課題!男性更年期障害とプレゼンティズム
井手 久満 (いで ひさみつ) 先生
順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学デジタルセラピューティックス講座 特任教授
宮崎大学医学部卒業、 国立がんセンター、UCLA ハワードヒューズ研究所、帝京大学、獨協医 科大学埼玉医療センター低侵襲治療センター教授を経て 2023年4月より現職。
テストステロンは男性の身体機能や精神機能の維持に重要な役割を果たします。加齢に伴いテストステロ ンは低下していきますが、ストレスや生活習慣でもテストステロンは変動します。最近、プレゼンティズムの状 態、いわゆる出勤しているものの、健康上の問題やストレスなどにより十分なパフォーマンスが発揮できな い状態が社会的にも問題視されています。テストステロンの低下から引き起こされる男性更年期障害・加 齢男性性腺機能低下症候群(Late On-set Hypogonadism; LOH 症候群)とプレゼンティズムの関連 についてご紹介したいと思います。
■2024年度第1回 WEBメディアセミナー(2024年5月14日(火))
■2023年度第4回 WEBメディアセミナー(2024年3月21日(木))
■2023年度第3回 WEBメディアセミナー(2023年12月7日(木))
■2023年度第2回 WEBメディアセミナー(2023年9月14日(木))
■2023年度第1回 WEBメディアセミナー(2023年5月11日(木))
■2023年度 特別企画WEBメディアセミナー(2023年4月4日(火))
■2022年度第4回メディアセミナー(2023年2月21日(火))
■2022年度第3回メディアセミナー(2022年12月27日(火))
■2022年度第2回メディアセミナー(2022年11月15日(火))
■2022年度第1回メディアセミナー(2022年7月19日(火))
■2021年度第5回メディアセミナー(2022年3月15日(火))
■2021年度第4回メディアセミナー(2021年12月16日(木))
■2021年度第3回メディアセミナー(2021年8月31日(火))
■2021年度第2回メディアセミナー(2021年5月19日(水))
■2021年度第1回メディアセミナー(2021年4月20日(火))
■2020年度第3回メディアセミナー(2020年12月15日(火))
■2020年度第2回メディアセミナー(2020年8月5日(水))
■2020年度第1回メディアセミナー(2020年6月18日(木))
■2019年度第2回メディアセミナー(2019年11月25日(月))
■2019年度第1回メディアセミナー②(2019年5月27日(月))
■2019年度第1回メディアセミナー①(2019年5月27日(月))
■2018年度第4回メディアセミナー②(2019年2月18日(月))
■2018年度第4回メディアセミナー①(2019年2月18日(月))
■2018年度第3回メディアセミナー②(2019年1月21日(月))
■2018年度第3回メディアセミナー①(2019年1月21日(月))
■2018.4.12第1回メディアセミナー開催報告(PDF)
■2017.9.27第2回メディアセミナー開催報告(PDF)